〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2009年5月7日 〓〓〓〓〓〓
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1572号 ◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
任せることと任せないこと。
この線引きをハッキリさせることが重要だ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
━━━━━━━━━ 2009年5月4日付日経MJ(15面)より ━━━━━
◆
◆◇◆ 「店の数だけ業態を持っている」
◆◇◆
◆ 王将フードサービス社長 大東 隆行 氏
――――――――――――――――――――――――――――――――
今日は、2009年3月期の売上高と純利益で過去最高を更新した王将フー
ドサービス社長、大東隆行さんへのインタビュー記事です。
■「‥‥店長には調理、メニュー開発、売り上げ管理を任せている。こ
のため駅前や商店街、ロードサイドなどの店舗特性に合った味付けや
メニュー構成を機敏に投入できる。‥‥」
■「店舗の改装や料理の味付けの改善など、6年前から『攻めの経営』
を続けてきた。‥‥」
■「他社は客数が伸びないから値下げしている。餃子の王将は現在の価
格で客数が伸び続けており、値下げをする必要はない。‥‥」
■「接客についてのクレームが多かった。せっかく増えた来店客を接客
のまずさで失うのは非常にもったいない。今期は言葉遣いや身だしな
みなど毎月テーマを設定するようにし、泊まり込みの店長研修も始め
て接客の向上を目指す」
とのこと。それで、↓↓↓
────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
わかったゾ!!! これぞマーケティングの極意なり。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
●私の中で餃子No.1は「餃子の王将」のものです。1人で王将に入った
場合、必ず注文するのは天津飯と餃子。ほぼ確実に満足できる安心
メニューなのです。福岡には店舗数が少なく、とても残念。
※ただ、「王将」といっても、京都を中心に全国展開している「餃子
の王将」と大阪を中心とする「大阪王将」があり、まったく別の
チェーンなので気をつけなければなりません。
●「ほぼ確実に満足できる」というのは、店舗によって「あれ? この
天津飯はちょっと違う」と感じさせられる味付けの場合があるからで
す。しかし、私にとっては、これも同チェーンの魅力の1つ。
●飲食チェーンでは、店によって味が異なるのはいけないこと、とされ
ています。顧客はある1店を利用して満足した場合、他の店にも同じ
味を求めて入店するでしょう。味が違えばガッカリです。
●「餃子の王将」の場合、看板メニューである餃子などいくつかを全店
共通メニューとしているようです。従って、餃子だけは必ず求めた味
を楽しめるということ。
●マーケティング戦略は、会社として固定しなければいけない、1つの
枠です。「餃子は絶対に、この焼き方でこの味で出さねばならない」
というのは王将フードサービスの戦略なのです。
●しかし、それ以外の調理、メニュー開発、売り上げ管理などは店長に
任せているので、店長は臨機応変に自分の頭で判断し、対応できます。
上に縛られることなく、能力をフルに発揮できるというわけ。
「店の数だけ業態を持っている」という大東社長の言葉は、「店の数
だけ社長がいる」というのに近いと考えてもよいでしょう。
●ただ、接客面については、店長に任せたことが裏目に出ているようで
す。実際のところ、調理と接客、両方に秀でている人材というのは
滅多にお目にかかりません。
●そこで大東社長は、接客訓練を店長に任せず、本社の管轄にしました。
店長の不得意分野を本社で引き取ったわけです。どちらかというと、
この判断を喜んでいる店長の方が多いのではないかと思います。
餃子の王将
⇒ http://www.ohsho.co.jp/
●さて、あなたは部下に対して、
・どこまで任せるか
を明確にしていますか。
●人は、自分の守備範囲がハッキリすれば、その中で思い切りプレーす
ることができます。逆にあいまいなら、動くべきときに動かないなど、
失策を犯しやすくなるのです。
マーケティング戦術は思い切って現場に任せてください。最初はミス
が出るでしょうが、長期的にはプラスになります。
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────
■■■ちょっと一言
いかがでしたか? ゴールデンウィーク。
私は家族と福岡県内の大川、柳川などで家具を見たり、映画館へ行った
りしました。動いたのはその程度で、後は読書三昧。
観た映画は「レッドクリフ パート2」。妻、娘と3人だったのですが、
意外にも妻と娘が「面白かった!」と大喜び。戦闘シーンが長いので、
不快に感じているのではないかと心配しましたが杞憂に終わりました。
今回、映画は迫力ある画面と音響が魅力だと再認識しました。次男は
「GOEMON」を観て、とても良かったそうです。
さて、今日から頭をビジネスモードに切り替えます。(#^.^#)
【連休中に読んだ本】
『一度も植民地になったことがない日本』(デュラン・礼子著)
30年以上、ヨーロッパに住み続ける著者(日本人)が、ヨーロッパ人に
は日本がどう見えているかを教えてくれるもの。たくさんの気づきが
得られました。⇒ http://tinyurl.com/cfgy3g
|