中小企業診断士の勉強部屋:三菱鉛筆、ポスカ発売25年たった今も成長続ける

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執筆者:中小企業診断士 濱本 克哉

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2009年4月8日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1555号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
         商品開発は担当者だけの仕事ではない。
      全社一丸となってアイデアを出すようにすべき。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━━ 2009年4月6日付日経MJより ━━━━
 □■□  本日の注目記事(6面)
 ■□■   写真に手書き、女性つかむ       三菱鉛筆 
 □■□      ポスカ、発売25年たった今も成長続ける
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 今日は、水性マーカー「ポスカ」が若年層の需要を取り込んで好調とい
 う、三菱鉛筆に関する記事です。

 ■昨年10月、ポスカで10代の女性向けの新シリーズ「ドゥ!ポスカ」を
  投入した。初年度の売上高目標の約5億円に向けて順調な滑り出しと
  いう。

 ■‥‥ポスカを販売した当時、販促で店頭販促(POP)やポスターを
  作る用途の機能を前面に押し出して競合商品との違いを出す戦略を
  とった。

 ■狙いは的中し、小売店や飲食店、教育機関などの法人需要を獲得。

 ■転機が訪れたのは90年代半ば。小売店での手書きの店頭販促(POP)
  が減少し、「開発陣らは新たな需要の開拓が求められていた」‥‥。

 ■そこで目を付けたのが、人気を集めていた写真シールだ。「自分好み
  にデコレーション(装飾)するための筆記具が欲しい」という女子中
  高生の声が高まっていた。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●私がジャスコで働いていた頃(1980年代半ば)はポスカの全盛期だっ
  たのでしょう。店内のPOPを製作する部署には、さまざまなポスカ
  (だったと思う)が並んでいました。


 ●ところが、大手チェーンの場合、POP作りの仕事は本部へ移行して
  いき、現場で手書きしたものはあまり見られなくなりました。

  私もPOPを書いていましたが、ハッキリ言いまして、きたない字の
  POPは逆に売り場を汚してしまうこともあるのです。


 ●放っておけばジリ貧となる・・・。三菱鉛筆の開発陣は考えました。
  
  ポスカの場合、法人需要が多かったとはいえ、筆記具を実際に使うの
  は個人です。ポスカの用途をいくつも検討し、1つ1つ吟味したので
  しょう。


 ●ヒットしている最中のものに付随して使われると、商品は売れやすい
  もの。彼らは、1995年7月に発売され、一世を風靡したアトラスの
  プリント倶楽部などの写真シールに目をつけ・・・


 ●デコレーション(装飾)用の筆記具として極細タイプを発売し、女子
  中学生の支持を得ました。

  筆記具メーカーだからこそ、学生の声に敏感だったのが幸いしたと
  言えるでしょう。


 ●昨年10月に発売したという「ドゥ!ポスカ」も遊び心満載の筆記具。
  まるでブロックのように、複数のペンを連結できます。

  こういう工夫は、実際に使っている子どもたちの声を拾わなければ、
  なかなか出ないでしょう。


 ●同社のアイデアを生み出す仕掛けについては、当メルマガ1394号でお
  伝えしたとおり、部署横断組織である「アイデア会」が中心となって
  います。⇒1394号


 ●ただ、ここに消費者等の声を伝える社員のモチベーションが高くない
  と、市場の意見はなかなか届かないはず。

  おそらく同社では、組織全体が生き物のような感じで有機的につな
  がっているものと推測されます。

  ポスカシリーズ
  ⇒ http://www.mpuni.co.jp/product/category/sign_pen/index.html


 ●さて、あなたは、

  ・商品開発は開発担当者に任せればよい

  と思っていませんか?
  

 ●そこが中心となって開発するのは確かですが、幅広くアイデアを集め
  るには、組織全体が商品開発への高い意識を共有している必要があり
  ます。

  営業マンも総務や事務の人たちも一丸となってアイデアを出す組織作
  りを進めましょう。


 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 昨日は、新築中の我が家を覗いてきました。

 うーん、なかなか1つ1つの部屋が狭いです。猫の額ほどの土地に6人
 で住むための7LDKの家を建てようというのですから、こうなるのも
 当たり前か。しかし、リビングがここまで狭いとは! 計算外でした。

 ただ、今にして思うに、どうせ家を建てるなら、なるべく若いうちにし
 ておく方が良さそうです。夢を具体化していくプロセスを経験できます
 ので。そして50歳前後でもう一軒、終の棲家を建てられたらよいですね。
 こういうことは地方に住んでいないとなかなかできませんが・・・

 お隣も新築で、30代前半くらいのご夫婦が住んでいます。
 なかなかやるなぁ。 (#^.^#)

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