中小企業診断士の勉強部屋:ハウス食品、「スープdeおこげ」発売から2年余りでトップブランドに

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執筆者:中小企業診断士 濱本 克哉

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1534号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
        分からなければ買わない、分かれば買う。
          消費者とはそういうものだ。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━━ 2009年3月6日付日経MJより ━━━━
 □■□  本日の注目記事(3面)
 ■□■   「おこげ」で新鮮味          ハウス食品  
 □■□       発売から2年余りでトップブランドに 
 ────────────────────────────────

 今日は、カップ入りスープの売れ筋ベスト10(日経POSデータ08年
 11月〜09年1月の販売実績)で「スープdeおこげ」が1、3、9位にラン
 ク入りしたハウス食品に関する記事です。

 ■‥‥後発組として新ジャンルの創造が求められる中、たどり着いたの
  がそれまでになかったコメ。

 ■開発にあたって、最も注力したのが食感だ。

 ■‥‥油の使用量や配合の工夫で春雨タイプと同様の100キロカロリー
  前後に抑えた。

 ■知名度を一気に上げるためにハウスが取ったのは、テレビ広告と試供
  品の提供の2本柱だった。

 ■テレビ広告には人気グループ「嵐」の二宮和也さんを起用、短期間に
  大量に放映した。「はじめサクサク、あともっちり」というキャッチ
  コピーで、商品の特徴を分かりやすく伝えた。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●メタボ気味な私。ダイエット法には少なからず関心があります。昨年
  は、よく昼食にカップスープをいただきました。

  今回のランキングで2、4、5位に入っているエースコックの「スープ
  はるさめ」シリーズにはかなりお世話になっています。


 ●ところが、その上手をいっているのが「スープdeおこげ」。「おこ
  げ」をスープに入れて食べるというのはかなり斬新で、売り場でも
  人目を引きます。しかし、問題はイメージが湧きにくいこと。


 ●食品に限らず、新しく世の中に出たものというのは消費者やユーザー
  が体験していないので、何がよいかわかりません。そこで必要なのが、

  ・啓蒙活動

  なのです。


 ●まず、その存在を知らしめること。そして、利用したらどんなにすば
  らしいメリットを享受できるかについて、できるだけ体験させて伝え
  ることが重要なポイントとなります。


 ●ハウス食品は「スープdeおこげ」を売り出すにあたり、啓蒙活動を
  徹底して行うようにしました。

  ・テレビCM
  ・試供品提供

  の2大作戦で。


 ●私も何度となく売り場でこの商品を見かけていますが、いまひとつ、
  味、食感などがわからず、どちらかというと麺類を食べた感じに近い
  と分かっているハルサメを選んでいました。


 ●今回、記事にある「はじめサクサク、あともっちり」などの表現を読
  み、なんとなく分かってきたので、ぜひ今度、購入してみようと思い
  ます。


 ●消費者が買うかどうかは、非常に単純な理由によるのです。

  「分かれば買う。分からなければ買わない」

  ということ。


 ●ハウス食品は相当、味に自信があったのでしょう。資金を惜しまず、
  大量にテレビ広告を放映することで啓蒙に成功しました。試供品提供
  も含め、徹底して伝えたのが成功した原因です。

  「スープdeおこげ」ピリ辛担々味がおいしそう。
  http://housefoods.jp/products/catalog/cat_1,1212,1221,1355.html


 ●さて、あなたの商品は、

  ・相手に伝わっていない

  ということはありませんか?


 ●それが本当に良いものであれば、伝わったら売れるはずです。小さな
  規模で広告宣伝する、商品の一部を無料で提供する、などを試してみ
  てください。

  それで手ごたえを感じたら、ハウス食品のように惜しまず規模を拡大
  して露出を増やすこと。一気に広げましょう。


 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 土曜、日曜はコツコツとコンテンツを作っておりました。すべて武士道、
 兵法の関係です。基本的には企業経営者を対象としたもの。

 日本で流布している経営の教科書には、あまりにも西洋流が多く、日本
 人に合った形というのが忘れ去られているように思うのです。私は今回
 の不況を契機として、武士道経営を復活?できないかと考えています。

 時間はかかりますが、私のライフワークとして気長に、しかしちょっと
 急いでやらねばなりません。状況が状況ですから。  

 さて、WBCではサムライたちが活躍してくれています。今日の韓国戦
 でも実力差を見せつけてほしいものですね。(#^.^#)

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