文化シャッター、リフォーム出前

日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年7月1日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 152号 ◆◆◆

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    〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
        顧客からの反応が無いのは段差が高いから。
     本格受注するまでのステップを小刻みにしてみよう。
  
     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━ 2003年7月1日付日経MJ3面より引用 ━━━

 ■連絡を受けたら60分以内に伺います─。文化シャッターのリフォーム
 事業「ゆとりフォーム」が、出前さながらに顧客宅を訪ねる営業手法で
 業績を伸ばしている。

 ■急成長の原動力は、営業地域を大幅に狭め、すぐに駆けつける態勢を
 とったことだ。本部のフリーダイヤルで連絡を受けると、東京23区内を
 中心に首都圏で展開する16店のうち近い店の従業員が顧客宅を訪ねる。
 同社は即応態勢を取れば需要を取り込めると判断。地域密着型店舗の開
 発に乗り出した。

 ■2003年3月期の売上高は前期比4割増の約8億円。 

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●「少子化でこれからは住宅が余る時代になるから新築は伸びない。そ
 の代わりリフォームが伸びるはずなので、リフォーム事業を柱に据え、
 大々的にチラシを打つなどしてがんばってみた。しかし、ほとんど反応
 が無くて困っている」という中小工務店さんのお話を時々うかがいます。

 ●伸びる市場は競争が激しくなります。本誌1号でイトーヨーカドーの
 住宅リフォームコーナーが好調だという記事を取り上げましたが、この
 ように異業種からの参入も多くなるのです。しかも、景気低迷でリフォ
 −ム市場は4,2%減。そう簡単に受注が取れるわけがありません。

 ●本格的なリフォームには、数百万円かかるものが多いのです。その受
 注のためには、大きく網を張らなければならない、と考え、アルバイト
 を雇って広域にチラシをポスティングしたりします。ところが、そこか
 らの反応はほんの数件で、大赤字。

 ●今は、消費者の心理が冷え切っているのです。将来の収入が約束され
 ていれば大胆になり、少々の冒険もする気になりますが、明日の収入が
 絶たれる可能性があるとすれば、ボロ屋に住んでいても「住めるだけま
 し」と考えます。チラシを見て少しは心が動いても、なかなか「電話を
 する」という行動に至りません。

 ●しかし、実生活において、例えば自宅の網戸が破れていると、蚊が入
 ってきて困ります。それは嫌だからといって窓を閉め切ってクーラーを
 つけっぱなしにすると、電気代はかかるし、健康にも良くない。網戸を
 自分で張り替えるほどの器用さは現代人にはほとんど無いので、業者に
 頼むしかありません。

 ●ここに文化シャッターは目をつけました。このような小額の仕事は、
 顧客が近所でないとコスト的に受注しにくいですね。移動に片道1時間
 以上もかかっていては、網戸を張り替えるだけで半日かかり、人件費が
 たまりません。だからといってついでのときに顧客宅に寄るようにする
 と、お客の「今修理して欲しい」というニーズに応えられません。

 ●ところが、このような仕事を受注することこそ、特に不況下における
 リフォーム事業の「成功要因」なのです。小さな仕事をきちんとこなす
 ことで信用が生まれます。「実は風呂場がこういう状況で少し困ってい
 るんだけど…」というような相談ごとが出てきやすくなります。

 ●同社は、それを可能にするため「地域密着型店舗」を開発したのです。
 戦略実現のために組織を変更したわけですね。同業者が嫌がっているけ
 れども顧客が望んでいるサービスはありませんか。それを実施できる体
 制を整えれば、飛躍できる可能性が生まれます。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――

 ■■■ちょっと一言

 今日は雨。うちの娘(小学5年生)は今日から3泊4日の野外活動です。
 なぜ、こんな梅雨の真っ只中に野外活動なのか。民間の教育サービスで
 は考えられません。雨が降ったらそれだけサービス内容の魅力が減り、
 顧客の不満も高まるのです。

 私が以前学習塾で働いていた頃、夏に瀬戸内海の島へ子供たちを連れて
 行き、キャンプファイヤーの後、満天の星空を見上げて皆で感動したの
 を思い出します。晴れる確率がかなり高い日を選んでいました。学校の
 先生も日々大変でしょうが、少し配慮をして欲しいものです。あ、ボヤ
 キのオッサンになってしまった。イカン、イカン。

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