〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年6月30日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 151号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング実践者に学ぶ】〜〜〜
他者の影ばかり見ていると自分を見失う。
迷ったときは原点に戻ろう。
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━━━━━━━━━━ 2003年6月28日付日経MJ6面より引用 ━━━
■「evio(エヴィオ)」はトミーが今期の戦略商品のひとつと位置づけ
て発売する玩具だ。簡単にバイオリンを演奏できる気分になるというも
ので、弦にあたる部分に光学センサーがついており、弓の動きに反応し
て音が変わる仕組みだ。
■商品化の原動力は焦りだったとゲームグループマーケティングチーム
の野中大三さんは言う。ライバルのエポック社がテレビにつないで楽し
む体感スポーツゲームでヒットしたのに、対抗商品を打ち出すのが野中
さんのグループの課題だったが、なかなか成果が出なかった。
■「後から追いかけても勝てない。他社に先駆けて新しい発想の商品を
出すのがトミー」と考え方をかえ、チームの4人が議論する中で浮上し
たアイデアがバイオリンだった。
■バイオリンが敷居の高い楽器であることも目をつけた理由のひとつだ。
■マーケティング担当者として重視するのは自分の発想だと野中さんは
言う。
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わかったゾ!!! これぞマーケティングの極意なり。
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●今回は、若干27〜28歳の現役マーケッターを取り上げました。トミー
が7月末に戦略商品として発売する「evio(エヴィオ)」の開発に携わ
った中心メンバーです。野中さんの思考の変遷の中に、マーティングの
重要なポイントが隠されています。
●まず、他社が成功したものを真似するという2番手的なやり方で失敗
しています。スポーツの分野でゲームを出せば売れるのでは、という考
えだったのでしょうが、期待した結果は出せませんでした。
●同系統の商品でいく場合、先行した商品になんらかの部分で勝ってい
る必要があります。機能的にすぐれている、デザインがいい、同機能で
あれば値段が安い、などですね。いずれも技術力や資本力が必要ですの
で、強者の戦略と言えます。ただの真似であれば、負けるのは当たり前
です。
●トミーはただの真似というわけではなかったでしょうが、発想がエポ
ック社の成功事例から抜け出せなくなってしまったのでしょう。こうい
うことはよくありますね。企業では当然効率も重視しますから、「少し
でも成功確率の高い分野で商品を開発しよう」と考えるのは無理もない
ことです。しかし、その考えの中に「楽をして成功したい」という気持
ちが潜んでいることも否定できません。
●さて、こんなときはどうすべきか。その「楽をしたい自分」を捨て、
「困難な道」を選択します。「自社独自のものを作る」となると、それ
は大変ですが、乗り越えれば大きな成功が待っています。実はこの取り
組みには経済的な成功に加えて、社員のプライドや一体感を醸成すると
いう副産物もあります。
●また、バイオリンは「欲しいけれども手に入らない高価なもの」「ご
く一部のお金持ちの子供だけが習うもの」というイメージがあります。
同じ弦楽器でも、ギターなどとは全く違います。そういう庶民があきら
めていたものを商品化するのは、セオリーのひとつと言えるでしょう。
●さらに、自分の夢を商品にしたというのが重要なポイントです。「自
分が欲しいもの、使いたいもの」が世の中に無いとき、それは商品化を
検討すべきです。少なくとも自分はお客として買うわけですね。必ず自
分と同じニーズのターゲット層が存在するものです。
●「あえて人まねではない困難な道を選び、皆が欲しいけれどもあきら
めていて、かつ自分が欲しいものを商品化する」。これができれば、ま
ず成功間違い無しでしょう。ただし、初めのうちしばらくの間、苦労は
避けられません。安易に目先の成功を追うか、大変な思いはするが長い
目で見て成功する道を行くか、決めるのは自分です。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
■■■ちょっと一言
うちの娘も小さいときはバイオリンを習いたいと言っておりました。ド
ラえもんのしずかちゃんを見て。「よし、そのうちお金を儲けたら、習
わせてやるぞ」と思っているうちに時は過ぎ…。7千円程度だったら誕
生日とかに買ってあげたかもしれません。^_^;
トミーの野中さんのように、行き詰ったときによいアイデアが浮かぶこ
とが多いですね。やはり、「ピンチはチャンス」のようです。(#^.^#)
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