〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年6月29日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 150号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
「戦略」は組織に浸透しているか?
反対の行動をしていてはうまくいくはずが無い。
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━━━━━━━━━━ 2003年6月28日付日経MJ1面より引用 ━━━
■東京・赤羽にある日本茶専門店「思月園」。主人の高宇政光(たかう
・まさみつ、54)が主催する日本茶セミナーが評判を集めている。
■112回目のこの日のテーマは「日本茶の産地について」。レジュメが
配られ、高宇の専門的な説明がなされた後、受講者が囲むテーブルに沖
縄県産の「国頭茶」など10種類が並べられ、全員で飲み比べていく。
■高宇が最初に日本茶セミナーを開いたのは1994年。当初は会場探しも
ままならず、近所の信用金庫の会議室を借りて開催したほどだ。受講者
が1人という苦い経験もした。それでも高宇は月1回のセミナーを欠か
すことなく開催してきた。
■セミナーは今年3月から月2回に増やし、初級者向けと上級者向けに
異なるセミナーを開催するようにした。セミナーやオリジナル茶の評判
は着実に広がり遠方から訪れる客も増えた。50平方メートルもない店だ
が通信販売も含めると月商は300万円になる。
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●1994年からセミナーを開催されているとのことですが、受講者が1人
のときなど、気分的には落ち込まれたことでしょう。このような場合、
評判を気にして中止することもよくありますが、高宇さんは継続して実
施されたのですね。
●戦略とは「決心」です。「誰が何といおうと、どんな状況になろうと
必ずやり遂げる」という強い意志が伴っていなければ、それは戦略とは
言いません。高宇さんの実践こそ、「戦略とは何か」を教えてくれる生
きた教材です。
●当然「決心」するためには、外部環境や内部環境の分析があり、さら
に自分の価値観はどうかを考え合わせます。高宇さんの場合は、もとも
と家業である「お茶屋」に生まれ、家業を継ぐのが当たり前と考えてい
たという背景があったこと、若い頃やセミナー開催前の海外生活の経験
でお茶に対する新しい認識が形成されたことなどが、この「決心」に深
く関わっているようです。
●また、戦略とは「行動の積み重ね」でもあります。「自分の作ったオ
リジナルのお茶を正しく味わってもらいたい、そのためにはお茶の入れ
方まで教えてあげないといけない」、こういうことは誰でも考え付くこ
とではないでしょうか。考え付いたら、実践しなければ戦略目的や目標
が達成できないのは当たり前です。
●ところが、ほとんどの人の行動は矛盾をきたすのです。例えばある男
性が「健康診断の結果、酒をしばらくやめないと大変なことになるとわ
かった。だからオレは1ヵ月間、酒を絶つ」と決めたとします。戦略目
的は「健康維持」、戦略目標は「1ヵ月間、酒を絶つ」です。
●しかし、そう決めた舌の根も乾かないうちから「今日は暑かったなぁ。
お、ビールが冷えてる…。ま、一缶だけなら…」とやってしまいます。
決めた戦略とは反対の行動をしてしまうわけです。ものごとが成就する
はずがありません。
●このように、ごく当たり前のことをごく当たり前にできる人が、非常
に少ないのです。「凡事徹底」も同じような意味になりますね。高宇さ
んはおよそ10年近くこのセミナーを続けてこられ、すでに押しも押され
ぬ日本茶の権威となられました。権威は、これからの時代は「大学教授」
等の肩書でなく、実績が作り出すことになります。
●高宇さんのもとには、かつての受講者を核として固定客がつき、売り
上げの方も堅実に推移することでしょう。本物になるまでの道のりは険
しいでしょうが、高みに到達したときの物質的なゆとりを伴った精神的
充足は、何にも代え難いものでしょうね。いっちょ、本物を目指してみ
ますか!
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
■■■ちょっと一言
私は以前コンサルティング会社にいた頃、私が企画したセミナーに参加
者が集まらず、中止にしたことがありました。このときは講師を外部の
コンサルタントに依頼していたこともあり、あまりに少ないとその講師
の評判にまでかかってくるという配慮もありました。
で、そのときは参加申込者のところをその講師とともに個別訪問し、お
わびとともに、セミナーレジュメをお渡しして簡単に説明しました。し
かしセミナーできちんと説明した方が、はるかによく伝わるはずです。
今後は私が講師のときは、参加者が1人でもきちんと開催するよう、肝
に命じます。^_^;
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