ゲームセンターがPOS導入、ザ・サードプラネット

日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年6月28日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 149号 ◆◆◆

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    〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
       データを採取して手を打っているか。
        マーケティングは科学的に進めよう。
   
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 ━━━━━━━━━━ 2003年6月28日付日経MJ10面より引用 ━━━

 ■ザ・サードプラネット(静岡市、長野一郎社長)が東名高速・静岡イ
 ンター近くに開いたアミューズメント施設「ザ・サードプラネット静岡
 センター」。一日の平均来店客数は約二千人。半分は女性を含む家族や
 グループだ。

 ■受付カウンターの横には指紋と暗証番号で本人確認するメダルの自動
 預け払い機がある。指紋を登録した会員数は現在、約千七百人。「千人
 前後が固定客として定着する」と同社はみている。

 ■2つの新しい試みを始めた。

 ■POS導入と接客強化という2つの取り組みの先には、多店舗化への
 構想がある。2年後をめどにフランチャイズチェーン(FC)展開に乗
 り出す計画だ。

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 ●「静岡インターはそのための基盤づくり」とのことですが、多店舗化
 していく事業全体を考えれば、この静岡インターでの試みは、テストマ
 −ケティング的な位置づけと言えるでしょう。

 ●つまり、これによって勝ちパターンを作るわけです。FC化するに当
 たっては、「こうすれば必ず儲かります」ということについてのしっか
 りとした裏づけが必要です。そのためには、データをきちんと整備しな
 ければなりません。

 ●TSUTAYAにおいては、出店前の立地調査も含めて、データ整備
 に関しては相当しっかりやっているようです。ザ・サードプラネットは、
 長らくフランチャイジーとして事業を営みながら、フランチャイザーの
 仕事の仕方を学んできたと考えられます。

 ●さて、データにもいろいろあるわけですが、同社の場合は、大きく分
 けると「来店客数」と「各ゲーム機の稼働率」が2大項目でしょう。ま
 ず来店してもらわないと話になりませんね。そこで立地、広告・宣伝、
 接客、顧客管理、ゲーム機の人気等により、どれくらいの新規客、再来
 店客、常連客を見込めるか、データを採取していきます。

 ●中でも「接客」が重要だと、同社では判断をしました。以前のゲーム
 センターやパチンコ店は、お客はただひたすら目の前のマシンと向き合
 っていましたが、今はそれに加えて「人」の要素が重要となっています。
 
 ●皆さんが子供づれでゲームセンターへ行ったとします。ただ、子供が
 ゲームを終わるのを待つばかりでは退屈だし、その逆ならば子供が時間
 を持て余します。退屈した店にお客が再来店するでしょうか。従業員は
 そのようなお客を見つけたら、すかさずそのお客に合った提案をしなけ
 ればなりませんし、飲み物のサービス等があってしかるべきでしょう。

 ●次に、思わく通りお客が数多く来店しても、じーっとゲーム機を見つ
 めるばかりでは同社の売り上げは伸びません。そこで、どれくらい機械
 が稼動しているかをこまめにチェックする必要がありますが、そのチェ
 ックは従来は週に一度程度だったそうです。

 ●週に一度では相当なチャンスロスが生じていたでしょう。稼働率の低
 いゲーム機の向きを変えるなどの修正が後手後手に回ります。それが、
 15分に一度できるようにしたことで、稼働率が1〜2割上昇したという
 ことは、それがそのまま売り上げの伸びにつながるということですね。

 ●まめにデータを採取して、その結果を見ながら次々と打つ手を替えて
 いき、「当分はこれで勝てる」という状況を作り出せれば、計算ずくで
 売り上げを確保できるようになります。採取すべきデータは明確か、き
 ちんと採取しているか、採取した結果から手を打っているか、見直して
 みましょう。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――

 ■■■ちょっと一言

 顧客の本人確認のために指紋まで登録するんですね。私は大学時代、ア
 パートに空き巣に入られ、管理人さんに言ったら警察を呼んでくれたの
 ですが、そのとき初めて指紋を取られました。まるで、自分が犯人にな
 ったような気分でした。^_^; ゲームセンターですから、もっと簡単に
 機械でピッと取れるんでしょうね。

 少子化の中で、ゲームセンターは「ゲームをするところ」から「楽しく
 過ごすところ」に変わらなければなりません。かつてハリウッドの映画
 産業が「映画製造業」と思いこんで斜陽化した二の舞をしないように気
 をつける必要があります。

 私たちも他人事ではないですね。自分は何屋さんになるべきなのか、再
 度定義し直す必要があるかも。 (*^_^*)

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