中小企業診断士の勉強部屋:大倉陶園、接客に支持リピーター5割

これはマーケティングサポーターズクラブ(MSC)の秘密兵器です!ココをクリック)

日経MJを読み解く!

メルマガ登録・解除 現役中小企業診断士が執筆中! 読者数3万人超
 


執筆者:中小企業診断士 濱本 克哉

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2008年10月23日 〓〓〓〓〓〓 

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1447号 ◆◆◆

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
           あなたは商品に自信があるか。
      商品が良くないと思いながら売ってよいのか?

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━ 2008年10月22日付日経MJより ━━━━
 □■□  本日の注目記事(7面)
 ■□■   接客に支持、リピーター5割      大倉陶園
 □■□        開設後わずか1年で人気サイトに
 ────────────────────────────────

 今日は、昨年10月ネット通販に進出した、宮内庁や迎賓館などに納める
 洋食器メーカー、大倉陶園(横浜市)に関する記事です。

 ■「ほとんど素人同然で作り上げた通販サイト」‥‥、わずか1年で1回
  あたりの平均購入単価が3万円前後の人気サイトになった。

 ■まずカタログ通販事業を2000年ころから開始。そこで「通販であって
  も、オリジナル商品や限定商品などが顧客に喜ばれる基本は変わらな
  い」(柳原氏)と学んだ。

 ■サイトには、毎月200〜300件の電話問い合わせがあるが、その対応に
  老舗らしい細かい配慮をきかせることで顧客の信頼を得ている。

 ■メルマガ配信は週1度のみ。例えば今年7月の先進国首脳会議(洞爺湖
  サミット)で同社製品が使用された際も「使われたミート皿やプレー
  トなどの製品を簡単に告知するのみ。宣伝ではなくあくまで顧客への
  情報提供サービスの一環」(柳原氏)‥‥。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●一口に「マーケティング」といっても、その中にはさまざまな要素が
  あります。いったい何をやれば売り上げアップが図れるのか? よく
  わからないという方は少なくないでしょう。


 ●今回とりあげた事例は、マーケティングで最も大切なことを暗に学ば
  せてくれています。それは、

  「商品を磨きなさい」

  という教え。


 ●大倉陶園は1919年に設立された洋食器メーカーです。創立者である
  大倉孫兵衛氏は、以下のように述べています。

  「商売をすることは念頭に置かず、全くの道楽仕事として 《良きが
   上にも良きものを作り》、イギリスのボーンチャイナ、フランスの
   『セーブル』、イタリアの『ジノリー』に勝るとも劣らない物を造
   り上げたい。利益を上げようとしては、とても出来ぬ事が明白であ
   るから、すべて大倉の道楽で、《比類なき美術陶器を作り》出した
   いと思い立った。」


 ●「良い商品を提供したい」という思いは、「儲けたい」「利益を出し
  たい」などという商売上の考えとは別のはず。

  仮にお金をまったく受け取らないボランティアであっても、「人に喜
  んでほしい」という気持ちを十分もっているのに似ています。


 ●この大倉孫兵衛氏の思いを代々受け継いできたからこそ、同社は宮内
  庁や迎賓館などに製品を納め、日本で開催される先進国首脳会議でも
  同社の製品が使われるというほどの高い評価を得ているのです。


 ●商品力の高さが土台にあれば、あとは、

  ・ターゲットを絞る
  ・コミュニケーションを工夫する

  ことで、あまり売れなかったモノも売れるようになります。


 ●1990年代はバブル景気崩壊の影響で苦しんだようですが、同社はまず
  カタログ通販事業を開始して独自の販路を開拓。

  そして昨年、ネット通販にも進出しました。


 ●サイトは「素人同然で作り上げた」そうです。完成度は高いので、
  当然、プロの手は入っているでしょう。ただ、それよりも大事なのは
  顧客とのコミュニケーション。サイト運営者の熱意に大きく左右され
  ます。


 ●記事によれば、

  「毎日10件以上の電話相談がある。長いときには30分近くも商品説明
   や大倉の歴史について話す」

  とのこと。売り込まず、「きちんと伝える」よう徹底しています。こ
  の姿勢がファンを育み、「リピーター5割」につながっているのです。

  大倉陶園⇒ http://okuratouen.com/


 ●さて、あなたは、

  ・上手に伝えることで売り上げをアップさせよう

  という気持ちばかりが先行していませんか。


 ●商品そのものに自信がおありならば、それでよいでしょう。しかし、
  そうでないなら本末転倒です。まず、自分自身がほれ込む商品を作り
  上げること。次に「販売施策」を考えるという順番にしてください。

  
 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 福岡県の友好提携先である、中国の江蘇省。

 今日まで「江蘇省文化ウィーク」ということで、天神のアクロス福岡に
 て「江蘇省写真展」などが開催されています。

 「江蘇省の伝統工芸である無錫泥人形、常州乱刺繍、揚州人形劇の実演
  を行います。巧みの技を間近で見ることができる、またとないチャン
  スです!」

 という宣伝文句にひかれ、昨日、出かけてきました。

 人形劇(どう見ても劇ではない。人形踊り)の時間に合わせて出かけた
 のですが、観客は5〜6名。なので、本当に間近で見れました。その点で
 は満足。特に刺繍がすごかったです。

 でも、勇気が出ず、中国語での会話はできませんでした。悔しい。。。

 今朝の福岡は曇り。朝昼の温度差が小さくて過ごしやすそう。(#^.^#)

メールマガジンのご購読はこちら

現役中小企業診断士の勉強部屋 マーケティング資料室ホームへ