商業施設で街づくり、星が丘テラス

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 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年6月22日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 143号 ◆◆◆

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    〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
       戦略的統一は一種の勢いをもたらす。
      わかりやすい目的・目標と話し合いが必要。
   
     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━ 2003年6月21日付日経MJ10面より引用 ━━━

 ■緑に囲まれた場所に動物園、学校をちりばめた静かな環境との調和を
 目指した「星が丘テラス」(東山遊園、名古屋市・水野茂生社長)は建
 設段階から入居予定のテナントと会合を重ね、意見を摺り合わせながら
 理想の商業施設造りを目指した。

 ■星が丘テラスの開発コンセプトは街づくりのイメージ。「文教地区や
 動物園が一つ一つ独立していて人の流れができていなかった」(荒武寿
 美営業広報課長)という反省からスタートした。

 ■天気のいい平日の昼間になると、ベビーカーを押した若い主婦たちの
 姿が目立つ。

 ■女子大生らは授業の空き時間に一息つこうと星が丘テラスを憩いの場
 所に使っている。夜はウィンドーショッピングを楽しむカップルの姿も
 見かける。

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●商業施設はまさに「商業」の施設ですので、「なるべく多くの売り上
 げを確保したい」という意図がギラギラしているものです。そういうと
 ころで人間はのんびりできるものではありません。そこは「いかにたく
 さん売るか」対「いかに安くて良い物を買うか」という戦いの場です。

 ●売れなくなってくれば、今度はテナントとデベロッパーの仲が悪くな
 ります。売れないから家賃を下げて欲しいテナントと逆に値上げをした
 いデベロッパーは、これも対立する関係です。目先の売上を求めて作っ
 た施設は10年もすれば時代に取り残され、人々に受け入れられなくなっ
 てしまいます。

 ●よほど商圏を大きく設定した商業施設は別としても、通常の商業施設
 は地域の人に愛されてこそ、長く価値を保つことができます。日常生活
 をそこで過ごしてもらうためには、緊張の反対の弛緩の部分が必要です。
 家の中で緊張を強いられるようでは、誰も家に帰りたくなくなるでしょ
 う。商業施設にもその要素が必要となります。

 ●ということは施設ハード面でも「売らんかな」の部分のみでなく、公
 園などの憩いの場も必要ということになります。それも人工的なにおい
 のするものでなく、自然があふれているものがよいでしょう。心が開放
 される環境を整えねばなりません。

 ●そして、その自然環境と融合した店舗を造っていかなければならない
 ので、入居予定のテナントと十分に交渉を重ねることが必要となります。
 「目立ちたい」テナントに対し、「抑えるべきところは抑えてください」
 という要請をしていかねばなりません。

 ●目立てないテナントとしては、目先の売り上げは低く抑えられること
 でしょう。なるべく多くの人に入店してもらうためには「露出度」が大
 きい方がよいにも関わらず、逆に小さくするのですから。しかし、長い
 目で見ると、商業施設そのものが愛されていれば来訪者が極端に減るこ
 とは無いので、地道な努力が報われやすい状況ができるのです。

 ●このように、戦略思想によって、商業施設の作り方も変わってきます。
 マーケティング戦略の中心に「街づくり」を置いたなら、テナントの屋
 根の色も街の景観に合ったものにするのです。星が丘テラスはデベロッ
 パーとテナントが力を合わせ、みごとに街と商業施設が調和しました。
 デベロッパーのリーダーシップが優れていたといえるでしょう。

 ●リーダーのマーケティング戦略(コンセプトやターゲット)が明確で、
 メンバーがそれに十分納得して従えば、そこにおのずから勢いが出ます。
 現場での臨機応変の対応にまで統一感が出てくるのです。逆に言えば、
 戦略が不明確、あるいは納得していないメンバーが多いときなどは、作
 戦実施は待った方がよいということになりますね。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――

 ■■■ちょっと一言

 こんなことありませんか? 何か調べものがあって、「たしかあのメル
 マガに書いてあったよなあ。えーっとバックナンバーは…。ヒェー、た
 くさんありすぎ…。しかも日付順では探すのが大変。開いては閉じ、開
 いては閉じ…、無い。いや、もしかして見逃したかな? もう一度開い
 ては閉じ…、もうヤメた!」

 私はたまーにあるのです。そこで、もしかしてこの「日経MJに見る〜」
 もそんな罪を犯しているのではないかと一念発起しました。私が今まで
 配信したこの「日経MJに見る〜」全号にタイトルをつけて、業種別に
 整理したのでございます。日本初、業種別バックナンバーで〜す。
 パチパチパチ…。

 名付けて「マーケティング資料室」。閲覧自由です。いやー、整理する
 のは単純作業ですが、時間かかりました。なにかの折に使ってやってく
 ださい。少しでもお役に立てば幸いです。(#^.^#)
 
 「マーケティング資料室」
   ⇒ http://www.bushidoman.com 

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