中小企業診断士の勉強部屋:大沼、現場の声を尊重して復活

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執筆者:中小企業診断士 濱本 克哉

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1426号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
              すべては自分の責任。
        こう認識する人だけがトップになれる。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━ 2008年9月19日付日経MJより ━━━━
 □■□  本日の注目記事(18面)
 ■□■   現場の声を尊重して復活      地方百貨店 大沼
 □■□         地域密着型の営業が勝利の秘訣
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 今日は、2期連続の営業赤字を黒字転換させた百貨店、大沼(山形市)
 に関する記事です。

 ■取締役相談役として改革を主導した元伊勢丹常務の鈴木勝雄さん(68)
  ‥‥。

 ■元凶は社員のやる気がないことと感じた鈴木さんは意識改革に取り組
  んだ。‥‥ダメな小売業はみんな「現場無気力症候群」に陥るのだと
  か。

 ■‥‥社員を経営に参加させる組織「労使協議会」をつくり、月に1度、
  経営側と労働者が5人ずつ営業に関する議題を話し合うことにした。

 ■精神面の次は売り場の営業改革だ。‥‥「地方都市のお客様には生活
  に密着した展示をしないと売れない」からだ。

 ■業態を問わず、商圏が狭い地方都市の小売業は地域密着が不可欠だ。
  これを体にたたき込むために鈴木さんは社員全員に週に1度、お得意
  様回りをさせている。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●孫子は、敗北の仕方を6つ、挙げています。

  1.兵士が逃亡する
  2.軍の規律がゆるむ
  3.敵の作戦に陥る
  4.指揮系統が崩れる
  5.組織がバラバラになる
  6.敵に背中を見せて敗走する

  そして、原因はすべて将軍の過失にあると断定しています。


 ●これは現代の企業経営でも同じことがいえます。うまくいかないこと
  を周囲の環境条件のせいにしている経営者には、経営者失格といわざ
  るをえません。


 ●地方の景気が冷え込む中、地方百貨店はとても厳しい状況下にありま
  す。しかし、経営者は「景気が悪い」ということを業績悪化の原因と
  考えてはいけないのです。

  あくまでも、自らの指揮内容に誤りがあったと認めること。改革はそ
  こから始まります。


 ●かつて、店頭売上高日本一、伊勢丹新宿本店の店長を務めた鈴木勝雄
  さん。もしかしたら、

  「新宿だからできて当たり前」

  と評価する人もいたかもしれません。


 ●2004年9月、鈴木さんは、山形市の地方百貨店、大沼に取締役相談役
  として入り、改革を主導します。

  そしてみごとに再生させました。地方でも経営者次第で業績アップを
  図れることを証明したのです。


 ●まず、意識改革を実行。うまくいってない企業の社員は、

  「何をいってもムダ。上司は聞く耳をもたない。ハイハイとおとなし
   く働いて給料だけしっかりもらっておこう」

  と思っているもの。


 ●鈴木さんは社員の声を聞く場を設け、出された提案の多くを採用しま
  した。これによって社員は、

  ・自分が会社を変えることができる

  と実感し、目の色が変わったのです。


 ●勢いが出たら、今度はそれを正しい方向へ向けなければなりません。
  鈴木さんは伊勢丹時代にやってきたことに加え、

  ・生活に密着した展示
  ・週に1度のお得意様回り

  という、地方に合ったやり方を採用しました。そして再生成功。

  山形大沼デパート
  ⇒ http://www.onuma.co.jp/


 ●さて、あなたは、うまくいかない原因が、

  ・部下、顧客、景気、物価、政治 etc.

  など、周囲にあると思っていませんか。


 ●確かに人間は、それを口に出すことで憂さを晴らし、日々の活力源と
  するところがあります。しかし、もしもあなたが、

  ・自分はリーダーである

  と自覚しているなら、すべての原因は自分にあると考えてください。
  そうできることがリーダーの必須条件です。
  
  
 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 東京、大阪勉強会を終え、昨夜、零時前ごろ帰宅。

 久しぶりにマーケティングサポーターズクラブ(MSC)会員の方々と
 直接お会いし、私もいろいろと刺激を受けました。

 会の設立後、すでに3年以上経過しています。3年もあると、最初の頃
 に入られた皆さんの中には大きく発展された方もおられまして・・・

 例えば、10名以上のパートナー社員と共に飲食店の指導に当たっておら
 れるK先生。8名の経営コンサルタントを正社員として雇用し、全国を
 飛び回っておられるS先生など。確か、お2人とも3年前は自宅で1人で
 やられていたと記憶しています。

 MSCの会のあり方にもいろいろとご助言をいただき、勇気づけられた
 旅でもありました。私も変革しなければ。

 今朝の福岡は晴れ。肌寒いくらいの涼しさです。 (#^.^#)

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