モンチッチ親子で楽しむ

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 132号 ◆◆◆

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     〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
         ターゲットの文化的背景も知ること。 
       打って出るタイミングをよく見極めよう。
  
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━ 2003年6月10日付日経MJ7面より引用 ━━━

 ■セキグチ(東京・葛飾、吉野壽高社長)は同社の主力キャラクター、
 モンチッチが2004年1月26日に生誕30周年を迎えるのを機に販促を強化
 する。モンチッチの結婚式を開くなどイベントを企画するほか、ライセ
 ンシーの業種を拡大。親子二代の需要を喚起して小売りベースで2004年
 の売り上げを02年に比べ10倍の約100億円に引き上げる強気の計画だ。

 ■目玉イベントは年明けに予定している、シェラトン・グランデ・トー
 キョーベイ・ホテル(千葉県浦安市)での雌雄のモンチッチの結婚式だ。

 ■結婚式後はモンチッチの子どもキャラクターも開発し、新商品の開発
 につなげる。現在70店強ある店頭、自社のホームページ・情報誌などで
 結婚情報を広める。

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●モンチッチが発売された1974年というのは、私はすでに中学生となっ
 ており、親しんだ世代ではありません。記事にあるように、現在30代前
 半の、1960年代末期〜70年代初期くらいに生まれた人たちが懐かしんで
 いるのでしょう。

 ●親子2代で楽しむということには教育効果があります。教育というの
 は、親から子へ、子から孫へと文化を継承していくことでもあります。
 自然にOJTをやっているわけですから継承されて当然ですが、これが
 断絶するとまずいことになります。企業文化と同じですね。断絶してし
 まったら、たいてい不祥事などが起こってしまうものです。

 ●先日、私の中学生の息子がゲームセンターのゲーム機で「明日のジョ
 ー」の人形を手に入れ、もって返ってきました。私は子どもの頃、熱心
 にマンガ本を読み、テレビも見た方だったので、話はよく覚えています。
 「それは、ジョーが世界チャンピオンのホセ・メンドーサに敗れた、最
 後のシーンの姿だね」なんて言って、子どもと共通の話題を楽しめます。

 ●親が持っているモノ(靴、帽子、バッグその他なんでも)や昔話に子
 どもが興味をもつことを馬鹿にしてはいけないそうです。これは親を敬
 っている証拠で、そういうことを通して文化を継承していきます。社員
 が上司に興味を持ち、話を聞きたいという姿勢が見られたら、十分に応
 えてあげねばなりません。

 ●さて、モンチッチに限らず、マンガでも歌でもゲームでも、こどもの
 ころ親しんだものは懐かしいものです。最近、山口百恵さんのアルバム
 が発売されベスト10にランクインしたそうですが、これも親がなつかし
 み、子どもの世代にも「カッコイイ」と映ったからなのでしょう。

 ●ということは、自社がターゲットとしている層に関しては、今の生活
 におけるニーズだけを探ればよいというのではなく、その層が子どもの
 頃から何に親しんで生活を送ってきたかもよく知っておく必要があると
 いうことです。過ぎ去りし日々の思い出は、強烈にその人の心に訴えか
 ける力をもちます。

 ●モンチッチ生誕30年というのは、メーカーのセキグチにとって、千載
 一遇のチャンスとなります。勝負に勝つためには、「天の時、地の利、
 人の和」の3つが必要ですが、今がまさにその「天の時」=絶好のタイ
 ミングです。生誕20年でも40年でもダメなのです。

 ●自社のターゲットはどのような文化的環境を背景にもった人たちなの
 か、それから考えて何を訴えかけたらよいか、そのタイミングとしては
 いつがよいのか、よく検討しましょう。そして、2世代にわたって楽し
 めるものはないかも考えてみることです。「一粒で2度おいしい」とい
 うことになるかもしれませんよ。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――

 ■■■ちょっと一言

 私は中学生のころ、キャンディーズのさよならコンサートのチケットを
 購入しました(東京・後楽園球場で行われた分)が、私よりも熱狂的な
 ファンだったある友人がそのチケットを手に入れることができなくて、
 「一生のお願い、譲ってくれ」と言われ、泣く泣く売りました。

 でも今、中・高生の子どもを持つようになって思うのですが、当時九州
 も出たことの無かった私が東京にコンサートを見に行くというのを、私
 の両親はよく許したものだと感心します。子どもを信じるということは
 大事ですよねぇ。おかげで私は、まがらずまっすぐにスクスクと育ちま
 した? ^_^;

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