〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年6月9日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 130号◆◆◆
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月曜日は、データから考えてみましょう(^.^)。
〜〜〜【先週の日経MJから、データを読む】〜〜〜
通販分野は今後も伸びていく。
できるだけ早く、勝ちパターンを見つけよう。
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━━━━━━━━━━━━━ 2003年6月3日付日経MJより ━━━
??? 先週の注目データ(火曜日13面です)
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■カタログ通販の利用経験
女性 … 68.4%
20代…74.5% 30代…70.2% 50代…66.2% 60代…63.5%
男性 36.6%
■パソコンを使ったインターネット通販の利用経験
男性 … 29.7%
20代…40.4% 30代…50.9% 40代…32.2%
女性 … 18.2%
20代…25.5% 30代…36.8%
日本通信販売協会によると、同協会加盟社の2002年度の通販売上高は、
1兆4千億円を超え、前の年度に比べて0.1%伸びた。理由の1つはイ
ンターネット通販が伸びたことによる。
厳密な比較はできないものの、日経産消研の01年9月の調査と今回の
調査を比べると、インターネット通販利用は6.8ポイント伸びた。30代
の利用率の伸びが顕著で、20.0ポイント伸びて43.9%となっている。
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この数字をどう見る?
●6月5日付日経MJ(3面)には、テレビ通販の記事が掲載されてい
ました。それによると、01年度のテレビ通販主要10社の売上高は900億
円強で、02年度は約1140億円に達する見込みとあります。2割増の勢い
で伸びています。
●カタログ通販は、20代の女性が74.5%の利用ということですので、す
でに日常に溶け込んでいますね。また、日経産業消費研究所の調査で、
インターネット通販利用が6.8ポイント伸びているということですから、
通販はこれからも伸びていくでしょう。
●自宅にいながらにして安心して買えるとなれば、カタログ・テレビ・
パソコンと媒体が広がった分、通販企業の露出度が増しているわけです
から、伸びるのは当然といえます。通販向けの商品が手に入るのであれ
ば、通販進出を検討されてよいでしょう。
●ただ、伸びるといっても、通販各社はただフォローの風に乗ればよい
というわけではありまえん。どう「伸ばす」か、が大切です。自社にと
ってどのようなお客からより多く買っていただくか、そのための商品選
択や提案の仕方を工夫する必要があります。
●例えば、男性のパソコンを使った通販利用経験データを見ると、30代
が50.9%という高い数値を示しています。しかし、日常的に通販を利用
している男性がどれだけいることでしょう。
●私もいくつか数えられるほど「買った経験」はありますが、日常的に
はやはり店舗で買っています。そのような客を常時リピーターとして繰
り返し買ってもらうことを考えるならば、「購入後のフォロー」をきち
んとする戦術を考えねばなりません。
●また、女性向けの商品をインターネット通販で売ろうと思うのであれ
ば、まだ利用経験が少ない女性たちの目に多く自社を触れさせる手段を
考えねばなりません。特殊な商品であれば、その利用者が購入する雑誌
などと組み合わせてPRする必要も出てきます。
●媒体を組み合わせる戦略をメディアミックス戦略といいますね。どの
媒体がどれくらい効果を生むか小規模で実験してみましょう。いずれに
しても、最低限の広告宣伝費は惜しまずに使ってみることです。小さな
リスクを怖がっていては、いつまでも前に進みませんよ。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
■■■ちょっと一言
勝負をしながらでないと、本当のノウハウは身につかないですね。例え
ば公務員の方が安定した暮らしを送りつつ「孫子の兵法」を勉強したと
しても、あまり活かせないだろうと思います。戦場に身を置いた孫子と
同じ立場に立たなければ、何も見えてこないでしょう。
逆に企業の創業者などは、特に孫子を学ばなくても、問題解決の考え方
が自然と身についてきます。もちろん体系立ててはありませんが…。
前にもご紹介したと思いますが、ロシアのバルチック艦隊を破った日本
海軍の天才参謀であった秋山真之の次の言葉が、知識よりも大事なもの
を教えてくれます。
「負けぬ気と油断せざる心ある人は、無識なりとも、用兵家たるを得」
(『天剣漫録』)
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