メーカーズシャツ鎌倉、総合アパレルへの道を歩み始める

北は北海道から南は九州・沖縄まで、売り上げアップの専門家が在籍。↓

マーケティングサポーターズクラブ(MSC)

日経MJを読み解く!

メルマガ登録・解除 現役中小企業診断士が執筆中! 読者数3万人超
 


 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2008年2月27日 〓〓〓〓〓〓 

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1288号 ◆◆◆

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
       あなたの商品は値段が高すぎるのではないか。
          顧客が納得する値段をつけよう。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━ 2008年2月25日付日経MJより ━━━━
 □■□  本日の注目記事(6面)
 ■□■  扱い商品を拡充   メーカーズシャツ鎌倉 貞末良雄社長
 □■□         総合アパレルへの道を歩み始める 
 ────────────────────────────────

 今日は、5145円均一のシャツで培った「価格と品質」への信頼感を武器
 に扱い商品を拡充させている、メーカーズシャツ鎌倉に関する記事です。

 ■従来ジャケットとスラックスを別々に販売していたが、スーツは初め
  てだ。‥‥決して安くないが、3月末の本格販売を前に来店客の関心
  は高い。

 ■11月に自社のインターネット通販にトレンチコートを投入した。紳士
  用(24800円)250着、婦人用(19800円)600着と数量限定だったこと
  もあり、すぐ完売したという。

 ■「高い品質に手ごろな価格。シャツで培ったこの理念を顧客が信頼し
  てくれている証しだ」と貞末良雄社長は胸を張る。

 ■衣料品販売が落ち込んでいるのは「商品の価格と品質のバランスが崩
  れていることを消費者が見抜いているからだ」(貞末社長)。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●衣料品の原価率は、いったいどれくらいなのでしょう。記事によれば、

  ・メーカーズシャツ鎌倉 … 40〜45%
  
  なのに、大手アパレルでは「20%を切る企業が珍しくない」とのこと。


 ●ある宝石の輸入販売業者は、原価率10%程度で宝石を売っていました。
  10万円で仕入れたものを100万円で売るわけです。

  ある回転寿司店では、原価率35%を下回るようにマネジメントしてい
  ます。


 ●間違ってはなりません。

  「原価率が高い方が良心的で、低い方があくどい」

  というわけではないのです。


 ●価格というのは、あくまでも価値とのバランスで決まります。例えば、
  同じ缶ジュースの値段が、

  ・平地で120円、高い山の頂上では130円

  であっても、山でのどが渇けば、人は少し値段の高い(原価率の低い)
  缶ジュースにそれだけの価値を認め、買い求めるのです。


 ●大手アパレルの商品が売れていないとすれば、原価率20%を切ってい
  ても売れた時代の成功体験が忘れられず、同じ原価率で昔と同等の価
  値を提供していると思い込んでいるのかもしれません。


 ●メーカーズシャツ鎌倉の貞末良雄社長は、

  「セールを待って衣料品を買う人が多いのは、半額でようやく納得で
   きる価格になるからだ」

  と言います。つまり、大手アパレルと消費者の間には、価値の感覚に
  大きな隔たりが存在しているということ。


 ●メーカーズシャツ鎌倉の商品は、原価率40〜45%。消費者は5145円均
  一の同社のシャツを買い、

  「この品質でこの価格ならOK。メーカーズシャツ鎌倉は信用できる」

  と判断し、同社の他の商品もすぐに買っています。


 ●消費者ニーズに合った商品を適正と感じてもらえる価格で売れば、す
  ぐに信用してもらえ、他の商品も売れていくのです。

  目先だけを見ている経営者には、なかなかできないことだと思います。

  メーカーズシャツ鎌倉
  ⇒ http://www.shirt.co.jp/


 ●さて、あなたは、

  ・顧客が納得できる価格

  で自社商品を販売していますか。


 ●特にインターネット上のビジネスでは、高い値段のものほど売れやす
  いということはあります。しかし、問題は、

  「そのときに売れたかどうか」

  ではなく、顧客が、

  「次も買おうと思うかどうか」

  なのです。長く商売を続けていきたいなら、適正価格であるかどうか
  をしっかりと見極めてください。


 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 「愛とは思いやり。思いやりは想像力から」(瀬戸内寂聴)

 ・経営者の想像力

 は大事ですね。これ次第で会社の業績が左右されます。

 「想像力は弱い」と頭をかく経営者の方がおられますが、頭をひねって
 想像すること自体が愛となり、お客に伝わります。「こいつ、考えてな
 いなぁ」と思われたらアウト。

 想像力があろうがなかろうが、社長は知恵をしぼり出さねばなりません。
 紙と鉛筆を肌身離さず。もちろん、私も同様です。(#^.^#)

メールマガジンのご購読はこちら

現役中小企業診断士の勉強部屋 マーケティング資料室ホームへ