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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1285号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
効率優先ではいずれ行き詰まる。
お客にとって企業側の効率など関係ないことだ。
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━━━━━━━━━━━━━ 2008年2月20日付日経MJより ━━━━
□■□ 本日の注目記事(5面)
■□■ 買いやすさを徹底的に追求 ハンズマン 大薗誠司社長
□■□ 劇場の舞台から客席を見るように店内を一望
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今日は、業績好調が続く、九州地盤のホームセンター(HC)ハンズマ
ンに関する記事です。
■‥‥昨年11月に開業した菊陽店(熊本県菊陽町)が好調だ。
■本館中央部の吹き抜けは、客が一目で売り場全体を把握できるための
工夫だ。
■吹き抜けの周囲を囲む売り場は2階が3階より内側にせり出しており、
劇場の舞台から客席を見るように、入り口から店舗全体を見渡せる。
■特徴的な店舗構造は来店客の買い回りを促す役目も果たす。‥‥同社
の来店者に対する調査では、各売り場に偏りなく立ち寄っている、と
の結果が出たという。
■店内に吹き抜けを設ければ、売り場面積当たりの売上高が低下するの
は避けられない。だが大薗社長は「来店してもらわなければそもそも
売り上げが立たない」と意に介さない。
とのこと。それで、↓↓↓
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●小売店を見る1つの指標に「売場効率」があり、年間売上高を売場面
積で割った数値で表します。
当然ながら、単位面積あたりの売上高が大きい方が、効率よく稼いで
いるということになります。
●店ではなるべく商品をぎっしりと並べ、無駄なスペースを作らない方
がよい、というのが原則。ハンズマンはこの原則を守っていません。
教科書通りにやっていないのです。
●この点について、同社の大薗誠司社長は、
「効率だけを追求し、売れ筋商品だけを並べて接客販売員を減らせば、
売り場のおもしろみがなくなる。コストをかけても、消費者にいい
店という印象を持ってもらうことが10年後も生き残る条件」
だと明言しています。
●高度成長期以来、日本の企業は、
・効率の追求
を重視してきました。売り場に限らず、工場内も事務職・営業職も同
様にやってきた結果が、今の日本経済の状態です。
●設備だけでなく、私たち自身をもまるで機械のように扱ってきたため
に、人間の人生そのものが味気なくなっているというあり様。
ただ生きているというだけの人生に魅力があるでしょうか? 味付け
が大事です。
●小売業はお客に来店してもらわなければ話になりません。大薗社長は
効率よりも、
「おもしろい!」
と感じてもらえる売り場作りを優先しています。
●当メルマガ読者のあなたは、本を読むのがお好きではないかと思いま
すが、ネット書店で本が買えるにも関わらず、時折り、街の書店に立
ち寄ることがおありでしょう。
それは、棚を目で追い、本を手にとってページをめくっている間に、
思いがけない意外な出合いをする面白さがあるからではないですか。
●同社の菊陽店では、下から3階まで見渡せる構造にすることで、
「来店目的の商品以外を目にする機会」
を演出し、お客をワクワクさせているのです。客単価がアップするの
は当たり前ですね。
ハンズマン⇒ http://www.handsman.co.jp/
※「ハンズマンSONG」が聴けます。
3曲ありますが、私は「ハンズマンSONG3」が好きです。
●さて、あなたは、相変わらず、
・効率重視型の経営
ばかりを追い求めていませんか。
●「楽しさ」は、通常、効率とは真反対のところにあるもの。モノ不足
だった終戦後ならいざ知らず、今は皆、単なるモノやサービスでなく、
心の空洞を満たしてくれる存在を求めているのです。
まずあなた自身が、もっと頻繁に「楽しさ」に触れることから始めて
はいかがでしょう。そしてそれを自社商品に応用してください。
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────
■■■ちょっと一言
昨日、過去にかかわらせていただいたクライアント企業のホームページ
をいくつか拝見していたところ、
ある企業が、14年前に経営会議で一緒に検討した「事業コンセプト」を、
今も掲げておられるのを発見し、
「あのときの仕事がまだ役に立っているなぁ」
と感じられ、うれしかったです。この会社の業績は今もしっかり出てい
ますが、間違いなく社長の力です。
この社長さんは、若い私を温かく見守ってくれたすばらしい方でした。
コンサルタントはクライアントに育てられます。お金をもらっているの
に申し訳ないですが。
この方に読まれても恥ずかしくないメルマガを、今後も書き続けたいと
思います。恩返しの意味もこめて。(#^.^#)
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