山大水産、「バケツいくら」豪快な売り方で消費者の心をつかむ

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1280号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
       あなたはどんな奇策でお客を楽しませているか。
        ガチガチの正攻法だけで売るのは困難だ。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━ 2008年2月13日付日経MJより ━━━━
 □■□  本日の注目記事(7面)
 ■□■    「バケツいくら」人気    山大水産 鈴木昭子社長
 □■□         豪快な売り方で消費者の心をつかむ 
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 今日は、バケツ入りイクラを販売して好調な山大水産に関する記事です。

 ■バケツいくらは05年、楽天市場に出店したのを機に開発した。「後発
  業者である以上、つかみがないと埋没してしまうとの危機感から生ま
  れた」と鈴木昭子社長は話す。

 ■ピークの06年7月には楽天市場で月200数十万円売り上げた。

 ■ただ、楽天市場からは昨年3月に退店し、自社サイトに切り替えた。
  すると、ネット売り上げが激減。

 ■「山大水産」のサイト名でネット通販を再開したのは昨年11月。‥‥
  アンテナショップ「さがみはら・市場の駅」への出店だ。

 ■‥‥楽天市場で購入していたという来店者を中心に、ネット通販再開
  の要望が相次ぎ寄せられたという。

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●楽天市場で、キーワード「イクラ」で検索してみましたら、ものすご
  い数のページがヒットしました。

  「後発業者である以上、つかみがないと埋没してしまう」

  という危機感は、鈴木昭子社長でなくても感じるでしょう。


 ●山大水産が楽天市場に出店したのは05年。すでに多くの水産業者が
  ネット通販に参入していました。

  こんなとき、「孫子の兵法」ではどう教えているでしょうか。


 ●「迂をもって直となし、憂いをもって利となせ」(迂直の計)

  同社に当てはめれば、

  「後発であることを利用して、有利な展開に持ち込みなさい」   

  ということになります。


 ●後発ならば、自社よりも先に出店した業者のやり方をすべて知ること
  ができます。その点が有利。

  産地直送という形もとれない山大水産は、商品での差別化は難しいと
  判断したのでしょう。「売り方」で勝負することにしました。


 ●記事によれば同社は、楽天時代の店舗で、

  「ブリキのバケツに、スコップの形状をした竹製の調理ベラを付け、
   ‥‥バケツからイクラをスコップですくう画像を載せた」

  とのこと。このユニークな売り方で人気ショップとなりました。


 ●しかし、大事なのは売った後です。リピート利用してくれなければ繁
  盛し続けることは困難。同社は念には念を入れるということで、マイ
  ナス50度という超低温の状態で消費者に発送しているそうです。


 ●このような品質管理の姿勢が根強いファンを育てたのでしょう。

  楽天市場を退店し、「さがみはら・市場の駅」(神奈川県相模原市)
  に出店して「バケツいくら」を販売した際、ネット通販再開の要望が
  相次ぎ寄せられたため、今のサイトでネット通販を再開したとのこと。

  山大水産⇒ http://yamadai-suisan.com/


 ●奇策で集客し、正攻法でリピーターをつかんだのです。

  「現在はバケツいくらの一本足打法」とのことですが、相模原市が宇
  宙関連施設のある都市と「銀河連邦」を形成している関係で、今後、
  同社では岩手県の干物などの取り扱いを検討しています。

  銀河? また奇策のニオイがします。きっと楽しませてくれることで
  しょう。


 ●さて、あなたは、

  ・お客を楽しませるための奇策

  をいつも考えていますか。


 ●正攻法は大事なのですが、それは言わば「当たり前の世界」であり、
  成熟した産業ほど差をつけにくいのです。

  後発であればあるほど、奇策が重要となります。遊び心を忘れないよ
  うにしましょう。


 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 日本で、いや世界中で、今後ますます勝ち組と負け組の差が大きくなっ
 ていくのは間違いないでしょう。

 「勝ち組」などの競争をあおるような言葉を嫌う人もいますが、実態が
 そうなってしまうのですからしょうがありません。ただ、それは現象で
 あり、本質は違います。

 企業間競争にあけくれる企業が勝つのでなく、

 ・顧客に集中した企業が生き残る

 というのが本質。

 マーケティングサポーターズクラブ(MSC)では、コンサルタントが
 それを的確に見極め、アドバイスできる視点を身につけるために、
 「孫子の兵法」を現代に置き換えて学んでいます。

 学習に時間はかかりますが、ひとたび身につけると強力!

 しかし、テキスト作りは大変です。また、来週!(#^.^#)

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