流通・外食企業、若手の「3つの欲」に応える

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1234号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
          若手社員の3欲は満たされているか。
      社員の満足が顧客の満足につながると心得よう。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━ 2007年11月30日付日経MJより ━━━━
 □■□  本日の注目記事(1面)
 ■□■   若手の「3つの欲」に応える    流通・外食企業
 □■□      交換日記、販売目標外し、好みの研修受講 
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 今日は、産業界の中でも離職率が高いとされる若手社員の定着を促そう
 と智恵を絞る、流通・外食企業各社に関する記事です。

 ■靴専門店大手のエービーシー・マートが11月に開いた就職内定者向け
  の入社前研修。‥‥極めて初歩的な質問にも、コンビを組む指導役が
  親身になって答える。

 ■2人のやり取りを促しているのが学生が手にする黄色のA4判のノー
  ト。師匠と弟子の“交換日記”だ。

 ■‥‥セルフ式うどんチェーン最大手、はなまる(東京・中央)‥‥

  店長業務の絞り込みでは「QSC(クオリティー・サービス・クレン
  リネス)」「人材育成」「安全管理」の3つを柱とし、売り上げ目標
  (予算管理)の責任を外した。

 ■セレクトショップのユナイテッドアローズ(UA)は4月、社員研修
  の強化を目的に社内大学「束矢(たばや)大学」を開校した。‥‥講
  座を大幅に増やし、好みの内容を選べるようにした。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
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 ●「景気拡大でバブル期以来の売り手市場」

  企業に甘やかされたバブル入社組の評判はすこぶる悪かっただけに、
  今の状況も懸念を抱かざるをえません。


 ●しかし、企業にとっては採用した若手社員が定着してくれないと将来
  に悪影響を及ぼしますので、多くの企業が懸命に定着率向上に向けた
  努力を重ねています。特に人事部門は必死。


 ●記事に、「若手の3欲」とありますが、これは、

  ・心理学者アルダーファのERG理論

  で示されている「生存欲求」「関係欲求」「成長欲求」に対応したも
  のです。

  ERG理論(有限会社日光堂のウェブサイトより)
  ⇒ http://becmap.com/modules/xfsection/article.php?articleid=31


 ●「生存欲求」に対応したものが、うどんチェーンはなまるの事例。同
  社は店長業務を絞り込んで「販売目標」を外しました。

  私も外食チェーンについては数社、関わりました。どこの店長も朝早
  くから晩遅くまで肉体を酷使しているうえ、売り上げが目標を下回る
  と精神的にも追い込まれます。


 ●販売目標を外すというのは、店長に「結果責任」を求めず、「プロセ
  ス責任」のみを求めるということ。賛否両論あるでしょうが、私は英
  断だと思います。


 ●例えば、「のれん分け制度」があり、結果を出した店長はその店を譲
  り受けることができるというなら別。

  そうでない完全サラリーマン店長に、朝から晩まで肉体労働と売り上
  げアップのための頭脳を求めるのは酷ではないでしょうか。


 ●エービーシー・マートが始めた“交換日記”は「関係欲求」に対応し
  たものです。新しいものではなく、10数年前から導入している企業は
  ありました。これは心のない、形式的なものだと効果が上がりません。

 
 ●同社では、「今年の入社1年目の離職率は例年より半減しそうだ」と
  のこと。おそらく人事部が中心となり、「指導役」に向けての指導も
  徹底して行っているのでしょう。


 ●ユナイテッドアローズの事例は「成長欲求」に対応したものです。若
  者は、

  「ずっとこの職場にいて、自分の将来はどうなるのか」

  と不安を抱くもの。さまざまな道が開けることを期待させる研修制度
  は、確かに定着率を高めそうです。
  

 ●さて、あなたの会社では、若手社員の戦力化を昔ながらのOJT(職
  場内訓練)でやろうとしていませんか。

  若者の意識は昔と大きく変わっています。身内を満足させる人事教育
  体系を整備することが、顧客満足を目指すマーケティングにも役立つ
  でしょう。来年に向けて新制度を検討してみてはいかがでしょうか。


 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 こんなメールをいただきました。

  「濱本様

   こんにちは。
   いつも楽しく拝見しております。
   興味深いお話をありがとうございます。

   実は、以前から気になっていたのですが…

   > 【今日の購読者数:39536名】

   無料配信である以上、「購読」にはあたらないと思うのですが…

   重箱の隅ですみません。

   今後とも楽しみにしております。」

 穴があったら入りたいと思いました。(笑)
 ずい分長い間、間違った言葉を使ってきたものです。恥ずかしい・・・

 「購」の部分を取りましたので、ご確認願います。

 さて、12月がスタートしました。1年の締めくくり。
 ビシッといきましょう! (#^.^#)

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