〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年5月28日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 118号◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
今ある市場で戦うのは強者のすること。
弱者はまだ見えていない市場で「戦わずして勝つ」。
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━━━━━━━━━━ 2003年5月27日付日経MJ26より引用 ━━━
■制服が自由の高校で、制服そっくりの私服を着こなす女子高生が増え
ている。「カンコー学生服」ブランドの制服最大手、尾崎商事(岡山県
倉敷市、尾崎真一郎社長)がフランスのブランド「ELLE」と提携し
て販売する「ELLE ECOLE」が好調だ。
■このブランドは制服風のブレザーや、チェック柄で短いひざ丈のスカ
−トが売り物だ。学校指定の制服を受注生産する同社初の「私服」進出
だった。
■「ELLE」は現在、三越など東京、大阪の主要百貨店に浸透してい
る。
■同社の地元の中国地方ではこの制服風ファッションを制服に採用する
学校も出てきた。
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●一般的に考えると、少子化の影響で子供相手のビジネスは市場が縮小
し、その中で競争が激しくなっていきますので、弱小企業から順につぶ
れていきます。しかし、この考え方は知恵を全く使っていないと言わざ
るをえません。
●これは、今ある市場、つまりニーズが外にはっきり現れている市場を
前提にした発想です。この市場を対象にして生き残っていこうとすれば、
当然ながら競合他社との「戦い」を避けることはできないのです。とこ
ろが孫子は「戦わないで勝つことが最上策ですよ」と教えています。
●現代でこの「戦わずして勝つ」を応用する場合、ニーズ(需要)とシ
ーズ(種子=新技術等)の2方面から考えることになるでしょう。ニー
ズの方で言えば、いわゆるニッチ戦略がその一つですね。あまりにも消
費者やユーザーが限られており、大手が進出しない市場を対象にして商
品・サービスを提供していく戦略です。
●また、潜在需要を発見する、あるいは需要を創り出すという方法もあ
ります。まだそのニーズに気づいている人が少ない分野にいち早く進出
して、先にシェアを奪い、先行者利益を獲得するというやり方ですね。
今回の制服風私服ブームの火付け役とも言われている尾崎商事は、この
ケースといえます。
●シーズの方面から考えると、新しい技術や製法を開発し、特許を取得
するなどして競争をせずに、自社製品を悠々と売っていくというやり方
ですね。いずれも競争を避け、しかも自社が主導権をしっかりと握れる
方法です。このように「戦わずして勝つ」ことを常に念頭に置いておく
必要があります。尾崎商事も、将来的にも他社と「戦わない」ためには、
頭を休ませている時間はありません。
●通常、消費者やユーザーは、既成概念に縛られています。私も、まさ
か制服もどきの服が若者に売れるとは思ってもいませんでした。ですか
ら、市場調査をしたところで、たいしたアイデアは出てこないのです。
ホンダの創業者である本田宗一郎氏は、市場調査に頼ることを厳にいま
しめています。
●モノやサービスを作り出す側は、消費者・ユーザーの動きや諸外国の
新商品の動向を見ながら、新しい市場を創り出すという意識を常に忘れ
てはならないのです。価値あるものは、大衆ではなく、鍛えられた一人
の頭脳から生まれてきます。「需要を創造する」ことは、特に私たちマ
ーケティングに関わるものの使命ですね。がんばりましょう。(*^_^*)
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
■■■ちょっと一言
高校生や中学生が、「あの学校の制服いいなぁ」とか「セーラー服着た
かったなぁ」とか、昔からよく言ってましたよね。そう言いながら、頭
ではあきらめてるわけです。こんなのが、目の付けどころですね。
探せばたくさんありますが、それと自分の得意分野を組み合わせて、事
業はスタートします。この場合、得意分野がシーズということになりま
すね。シーズとニーズを組み合わせます。紙に書き出してみると、意外
と見つかるかもしれませんよ。誰も気づいていないお宝が…。(^_^)
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