〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年5月24日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 114号◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
「伝えたい」と思っているか。
テクニックよりも、思いの方が先にあるべき。
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━━━━━━━━━━ 2003年5月24日付日経MJ4面より引用 ━━━
■JCBと三井住友カードの大手二社は、研修機能の強化や報奨制度の
導入などにより、電話応対員の大半を占める派遣社員の育成に力を入れ
ている。
■JCBは、指定された2ヵ月の間に、派遣社員の電話応対員には知ら
せず3本分の通話を録音し、それをもとに「スキルチェック」という研
修を実施する。チーフが録音を聞いて評価表に記入した上で、本人と面
談、指導する。
■全体の水準を保つには、上達した派遣社員が辞めないようにすること
も必要だ。そこには、女性ばかりの職場ならではの苦労もある。
■派遣社員の勤続期間が最近大幅に伸びているのが、三井住友カードだ。
2年前はわずか9ヵ月だった派遣社員の平均勤続期間は、今では2年近
くになっている。
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●人については、ときどき「人材」を「人財」と表現する人がいるよう
に、会社にとっては財産といえます。人は、長期間働けば働くほど経験
を蓄積しますので、専門性が深まりますし、より臨機応変の知恵が働く
ようになります。短期間で社員がコロコロ変わる会社は、いつまでたっ
ても全体のレベルが向上しません。
●「いや先生、そうとは言えません。うちは若手はよくやってくれるが、
ベテランがダメなんですよ。意識が低いんです」と言われる社長さんが
ありますが、このケースは実は社長自身の問題が大きいのです。社長と
長年一緒に働いてきたベテランが、なぜダメになってしまったのか。よ
くわが身を振り返る必要があります。
●何事もプロと言えるレベルを身につけるには3年は必要でしょうが、
マーケティング技能も同じです。基本知識を身につけ、それを実際に応
用してみて、頭で考えていたことと現実との差を埋めていきます。その
結果として、計算ずくで売上を獲得できるマーケッターが育成されます。
●その人材がまた別の人材を育成するようになってこそ、人材育成の好
循環体質が社内に出来上がります。ですから、社員の「平均勤続期間」
というのは、重要な指標といえるのです。年度ごとの退社率のデータを
とってみてその傾向をチェックし、減少させるように目標を設定するこ
とも一部の企業では行われています。
●さて、JCBや三井住友カードで行われているという録音を使った指
導ですが、制度としてきちんとやるのが新しいということですね。自分
の声を録音してみてチェックするという方法は、数十年前からあります。
表情を含めた姿・形が伝わらない分、声だけの電話営業は難しいと言わ
れており、昔から営業マンは声で伝える訓練をしていました。
●第一印象を形作る一番の要素は表情・容姿などですが、電話ではその
一番目の要素が最初から無いわけですね。そこで、声だけで伝える努力
が必要になります。話をしても伝わらない場合、その理由を「相手がバ
カだから」と考えてしまいがちですが、「伝える方の側」、つまり自分
の側に大きな原因があると考えるのがマーケッターです。
●最近は、電子メールがコミュニケーションツールとしてかなり使われ
るようになりました。ところが、電子メールには表情は無いし、声すら
ありません。手紙のように、本人直筆の温かさもありません。知らず知
らずのうちに悪い印象を相手に与えていることがあるのです。電話以上
に気をつけねばなりません。
●「伝わらない」のは、伝える側に原因があります。相手の立場に立ち、
「どんな声で、どんなリズムで話せばよいか。どんなふう書けばよいか」
と考えることが必要です。しかし、もっとも大切なのは「本当に伝えよ
うとしているか」なのです。「伝えたいことは何?」と聞かれて答えに
詰まるようでは、何も伝わりはしません。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
■■■ちょっと一言
出版社でルートセールスをしていた頃、専務(社長の奥さん、60歳くら
い)に、「あなた、電話の声を録音して聞いてみなさいよ。塾の講師し
てたからだと思うけど、先生口調になってるわよ」と指摘されたことが
ありました。
その後、経営コンサルタントになって、経営セミナーの講師を初めて務
めたときにも自分で録音してみて、「なんと暗く、リズム感の無い声な
んだ」と愕然としたことがありました。でもそのとき気づいて修正でき
た結果、セミナーはまずまずの評判でした。(^_^)
客観的にチェックするのは大事ですね。表情とともに、ときには話し方
も確認してみましょう。
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