〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年5月18日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 108号◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
あえて激しい競争に身を投じるか。
誰も行かない道を歩むか。戦略は決断である。
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━━━━━━━━━ 2003年5月17日付日経MJ17面より引用 ━━━
■一見地味な家庭用の塩の市場で地殻変動が起こっている。専売時代に
に市場をほぼ独占してきた財団法人の塩事業センターが販売する「食塩」
から、個性的な風味が売り物の「にがり塩」へのシフトだ。
■日経POSデータ最新週(5月5〜11日)で首位を守ったのは日本た
ばこ産業から塩事業を引き継いだ塩事業センターの「食塩」だが、2位
以下は味の素の「瀬戸のほんじお」、天塩(東京・新宿)が販売する
「赤穂の天塩」、伯方塩業(愛媛県松山市)の「伯方の塩」と、にがり
入りの塩がずらり。
■にがり塩普及の契機となったのが1997年の専売制廃止。財務省による
と廃止直後に全国で290社程度だった塩の製造事業者は2003年3月末で
約430社と急拡大している。地域おこしの目玉として“ご当地塩”づく
りを後押しする自治体も増えており、1000を超える商品が市場をにぎわ
しているとのことだ。
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●先日、テレビで『世界ウルルン滞在記』(福岡では日曜夜10時放映中)
を見ていたら、若手男性俳優が中国の本格的なチャーハン作りの修行に
行くといった内容でしたが、そのチャーハンの味付けは、なんとひとつ
まみの塩だけでした。
●料理のことはわかりませんが、塩というのは重要なポイントのようで
すね。家庭でも「本物を食べたい」という意識が浸透してきたのと同時
に、このにがり塩も普及してきました。専売制の廃止がきっかけとのこ
とです。
●さて、記事を読むと塩の製造事業者が急増しています。これを見たら
わかるように、「宝の山」があるという情報が広まると、一気にたくさ
んの人が群がってきます。市場の広がりと共に、競争も激しくなるので
す。いったい430社の中で、きちんと黒字経営できているのはどれくら
いの割合でしょうか。
●目の前に「宝の山」があるとき、経営者は飛びつくかどうかの戦略判
断をする必要があります。しかも、その判断はスピーディに行わなけれ
ばなりません。早く正確に判断するためには、そのための判断基準を保
有していなければなりませんし、「判断の実務経験」も必要です。
●大企業で長年仕事をしてきた人が、期待されて中小企業に転職するこ
とがありますが、「期待はずれ」に終わることも多いものです。なぜか
というと、彼らは上司に命じられて仕事をした経験はあっても、「リス
クを覚悟して判断した」経験が少ないからです。さまざまなことを主体
的に自分で判断して動かねばならない中小企業では、通用しません。
●判断の流れは、ごく簡単に書くと、外部(市場や競合他社)の状況、
内部(得意技、資金、設備)の状況を考え合わせて、「こうすれば成功
するというポイント」を見つけます。そのポイントに、経営者の価値観
(こうすれば楽しく続けられるという何か)を加えて、戦略の方向を決
定します。
●判断するにはさまざまな点を検討しなければなりませんが、最後には
その事業が経営者にとって「楽しいかどうか」が重要です。その楽しさ
はお客に伝わり、支持されることにつながるのです。「金儲け」だけを
判断基準にしていると、長続きしません。
●「宝の山」を目指すか、あえて誰もやらない道を歩むかについては、
どちらが正しいなどは一概に言えません。ひとつだけはっきりしている
のは「自分に向いていること」をすると成功しやすいということでしょ
う。しかし、このごく当たり前のことをやっている人が意外と少ないの
です。それは「自分を知る」ことが、一番難しいことだからです。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
■■■ちょっと一言
論語にも、楽しくやるのが最高だという意味の言葉が出てきます。確か
に楽しくやっていると、いつのまにか深くのめりこんでいって専門家に
なってしまいますね。私の周囲にも「釣り」「登山」「中国」などの専
門家がいます。
今日は日曜日ですから、みなさんも何かの専門家になっているのではな
いでしょうか。しかし、「ごろ寝」専門家はやめた方がいいと思います
よ…。(~o~)
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