カニ市場 北国からの贈り物の作戦

日経MJを読み解く! 

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年5月15日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 105号◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
       リアルで信用があってもネットでは新参者。 
         自分やスタッフをどんどん前に出そう。
  
       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━ 2003年5月15日付日経MJ5面より引用 ━━━

 ■カニを中心とした品ぞろえだけで月平均2千万円の売り上げを稼ぐサ
 イトがある。「カニ市場 北国からの贈り物」だ。初心者にも親しみや
 すいように、サイトやメールマガジンで運営者の顔が見えるように工夫
 した点が消費者の支持につながっている。

 ■サイトを運営するのは宿泊施設やドライブインにカニなど水産物を卸
 している加藤水産(北海道弟子屈町、加藤末三郎社長)。会社全体の昨
 年の売上高は7億円。うち3億円強がネット通販で、約2億5千万円を
 楽天市場のサイトが占めている。

 ■サイトには運営責任者の加藤敏明店長が自ら写真で登場、子供と一緒
 に写った写真を掲載するなど、人柄や暮らしぶりをPRしている。25万
 人の購読者がいる週2回前後のメルマガは単に商品情報だけでなく、自
 分の子育ての話や北海道の話題なども盛り込む。

 サイトはこちら → http://www.rakuten.co.jp/snowland/

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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●インターネットでモノや情報を購入するにあたり、ホームページがど
 ういう印象を与えるかというのは非常に重要なポイントです。ホームペ
 ージというのはマーケティングツールの1つですが、ネットショップに
 おいてはこのツールがそのまま店舗の役割を果たすという点で、重要度
 が通常のリアル世界のツールより一段上と言えるでしょう。

 ●ホームページには、普段リアルの店舗に足を運んで感じるものをその
 まま、いやそれ以上に再現する必要があります。例えば近所のケーキ屋
 さんに行ったら、店の外観や内装、店員の服・表情・言葉使い、品ぞろ
 えなどから、様々な印象を持ちます。そのトータルで「あぁいい感じ」
 とか「こりゃぁちょっと…」とか思うわけです。

 ●ただし、リアルの店舗で「この店は信用できないなぁ」というのはあ
 まりありません。特に小売店においては、目の前に商品と価格が提示し
 てあるわけですから、ほぼ皆無です。買って帰ってから「思ったのと違
 った」とか「腐っていた」ということがあっても、また店に行って苦情
 を言うことができます。

 ●ところが、ホームページで購入するというのはその点がまず不安にな
 ります。江戸時代に、身分の序列で「士農工商」とあり、商人は一番下
 に位置づけられましたが、これは店舗が無いのが普通だった時代に、商
 人がまがい物を売って逃げたりしていたからだそうです。

 ●ネットショップというのは、それと同じように消費者から見られてし
 まいます。ですから、「うちの店はこんなに確かな商売をしております。
 逃げも隠れもいたしません」というのを必要以上に打ち出す必要がある
 のです。

 ●「逃げも隠れもしない」ことを示すために、住所・電場番号を掲載す
 るのは当然として、最低限、店舗を運営しているのはどんな人物かを写
 真入りで紹介する必要があります。さらにスタッフの写真と紹介があっ
 たり、「スタッフの内輪話」など内情をコミカルに描いたりしていれば、
 信用に「共感」が加わります。

 ●ネットショップはリアルの店舗よりも、その人間的な部分をより強烈
 に出す必要があるのです。そして、品ぞろえ、商品の効能書き、お客様
 の声、買い物のしやすさ、などをきちんとサイト上に掲載し、好印象を
 抱かせるようにします。

 ●「カニ市場 北国からの贈り物」は、それらのポイントを押さえ、上
 手に運営しています。サイト訪問者数がある程度確保できていて売り上
 げが伸びないお店は、「自店に安心感・信頼感があるか」を見直してみ
 ましょう。小売店経営者はすぐに「商品さえ良ければ売れる」と考えが
 ちで、室町時代の商人と同じように見られていることに気づいていない
 ケースがあるのです。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――

 ■■■ちょっと一言

 ホームページに対して辛口の意見を言ってくれる人はほとんどいないの
 で、そういう人がいたら貴重です。ほとんどの人はホームページを一瞬
 見て、「だめだこりゃ」と思ったら何も言わずに立ち去るのみですから。
 もしも批判的なコメントがあってカチンときても、時間をおいて気持ち
 がおさまってから、お礼のメールを送りましょう。

 私のサイトに対しては、ある会社の部長が「先生のホームページ、今い
 ちですな」と3月に言ってくれて以来、辛口批評がありません。ぜひ、
 厳しいご意見をお待ちしております。別にマゾではありませんが…。(^_^;)

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