写真転写グッズが人気

日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年5月14日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 104号◆◆◆

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     〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
       お客が情報発信をするのは当たり前の時代。 
       自社商品にどう参加してもらうか工夫しよう。
  
      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━ 2003年5月13日付日経MJ24面より引用 ━━━

 ■消費者が撮影した家族やペットなどの写真をプリントした“写真転写
 グッズ”が人気になっている。ハンカチやカードから、切手、チョコレ
 ート、高級バッグまで登場。20〜30歳代の女性を中心に受けている。

 ■「今年3月からインターネットで販売を始めたら1ヵ月半で150件も
 の注文があった」。写真を転写した手提げバッグやポーチなどを販売す
 るフラジルイメージ(東京・墨田)の田中朝浩さんは驚きを隠さない。
 
 ■大手百貨店が2月のバレンタインデーでチョコレートを販売したほか、
 写真転写ケーキを扱う菓子店も増えている。

 ■受けている理由は、1つは技術力の向上だ。下手な写真をデジタル技
 術で修正し、それなりに見せることが可能になった。

 ■また、写真シール印刷機(プリクラ)ブームの第一世代がすでに20代
 半ばとなったことだ。カメラ付き携帯電話などの普及もあり、写真は
 記念として残すものからコミュニケーションの道具に変わった。

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
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 ●先日、うちの中学2年の息子に「ポルノっていう言葉にエッチなイメ
 ージがあるか?」と聞いてみたところ、予想通り「無い」と答えました。
 この息子は「ポルノグラフィティ」というロックバンド?のファンなの
 ですが、あまりにも自然に「ポルノ」を口にするので、ちょっと聞いて
 みたのです。

 ●この言葉はすでにほとんど死語となっているのでしょう、普段は全く
 といっていいほど使いませんが、私の脳には「ポルノ」というとエッチ
 なものと刻み込まれています。つまり、この言葉に関する認識の仕方は
 私と若い世代との間にギャップがあります。

 ●10年くらい前からでしょうか、プリクラが流行しました。私は一度だ
 け家族と撮ったことがありますが、「プリクラというものがあるなぁ」
 という程度にしか脳が認識していません。また、私の携帯電話は写真撮
 影機能が付いておらず、携帯で写真を撮る行為は私の日常の行動の中に
 ありません。これまた、若い世代との間に徐々に認識のズレを生みつつ
 あります。

 ●恐ろしいのは、ひとつの物事に対する受け取り方が、世の人々と自分
 とで大きく違ってしまうことです。特にターゲットとしている層との間
 に認識のズレが起こると、ニーズがわからなくなります。その結果、売
 れると思って作った商品が時代遅れのものであったりして、受け入れら
 れない可能性が出てきます。

 ●よって、例えば経営コンサルタントのような最新情報を有していなけ
 ればならない職業の人は、買い物をするときはなるべく新商品を買いな
 さい、新しいサービスは試してみなさいと言われたりしますが、経営コ
 ンサルタントでなくても、特にマーケティングに関わる人は、ある程度
 そのような認識は必要ですね。

 ●さて、私たちが子供の頃、カメラは高級品で子供には写させてもらえ
 なかったし、電話は一家に1台しかありませんでした。もちろんeメー
 ルも無く、あるとすれば交換日記や文通くらいでしょうか。そのような
 背景の中で育ったせいか、社内で1人1台パソコンを持たせても、情報
 発信をしない社員ばかりで困る、という笑えない現象も起こっています。

 ●逆に子供たちにとっては、例えば写真はデジタルカメラですからフィ
 ルムの残数など気にせずバシバシ撮り、かつ「撮ったその場で見るもの」
 ですし、電話は個別に持つもの、携帯電話で写真を写すのは当たり前で
 す。eメールで会話をします。

 ●つまり、子供の頃から発信者として、情報機器を使いこなしているの
 です。この点が、認識のズレの中で最も注意すべき点ではないでしょう
 か。これからの、特に若い世代の消費者は、発信者であることが当たり
 前になっていますので、「情報発信」という要素が商品やサービスに入
 れ込んである方が自然になるでしょう。お客の意見が出やすくなるよう
 に、お客が情報を発信する際の心理的な壁と技術的な壁を低くする工夫
 が必要です。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――

 ■■■ちょっと一言

 発信といえば、このメールマガジンやホームページもそうですね。ホー
 ムページも、別に市販のソフトで作らなくても、楽天に申し込めば無料
 で簡単にできます。1人1つのホームページを持っているのが当たり前
 で、しかもテレビで簡単に見れる時代がそう遠くは無いかもしれません。

 時代はどんどん変わりますが、儒教でも「どんなに善いことも時代遅れ
 では人々に受け入れられなくてダメ」であり、世の中を動かすには「徳
 と地位とタイミング」の3条件が必要だと書いています。これは大昔か
 ら変わらない成功の条件でしょう。(*^_^*)


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