〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2007年1月12日 〓〓〓〓〓〓
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1018号 ◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
売り手のエゴで動いてはならない。
あくまでも顧客が喜ぶようにすることが第一だ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
━━━━━━━━━━━━━ 2007年1月12日付日経MJより ━━━━
□■□ 本日の注目記事(3面)
■□■ 「ハイブリッド」設計ウケる 日立製作所
□■□ ビデオカメラ、18週連続で売れ筋トップ維持
────────────────────────────────
今日は、ハードディスク駆動装置(HDD)とDVDのどちらでも録画
できるビデオカメラ「DZ−HS303」が売れている日立製作所に関
する記事です。
■‥‥消費者は、「どっちでも撮れる」という「DZ−HS303」に
飛びついた。
■「昨春の時点で、ビデオカメラの性能は行き着くところまできていた。
次の一手は使い勝手の向上しかないと考えた」。
■ハイブリッド方式はとりたてて新技術を必要としないため、企画段階
では社内に反対意見もあった。
■だが、「店頭では9割の顧客がどの規格のカメラを選ぶか迷っている」
という売り場の声を伝え、社内の合意を取り付けた。
■今後の開発について井町さんは「画質の追及と、ネットとの親和性な
ど使い勝手の向上の2つの方向がある」と話す。
とのこと。それで、↓↓↓
────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────
ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●昨今、技術革新の進展がめざましいが、ビデオカメラも同様だ。私は
一昨年の春、発売されたばかりのビデオカメラを買ったのだが、それ
はテープに録画するもので、今やとても古く感じる。
●店頭で顧客がビデオカメラを選ぶ際、ハードディスク駆動装置(HD
D)方式か、DVD方式かで悩んでいるという。
もしもあなたがメーカーの担当者だったら、どうするだろうか。
●技術者であれば、画期的な新技術で問題を解決しようとするのではな
いか。
ここ数年の技術の発展を見ていれば、他社にはない驚くべき方法で録
画ができたり、画質が比較にならないほど美しく撮れたりするものを
世に出し、技術力の高さを前面に出したいところだろう。
●新技術を必要としない「ハイブリッド」方式は、もしも売れなければ
同社の技術力の低さを露呈するような両刃の剣であり、リスクも大き
い。
反対意見が出て当然だ。
●しかし、日立製作所ではマーケティングの思想が生きていた。最終的
には顧客の声に素直に耳を傾けて判断したのだ。
「顧客は、HDDかDVDかで迷っている」
それならば、2つをくっつけてしまおう、というのは、顧客志向から
くる決断だ。同社の技術陣のエゴは無い。
●その結果、発売から18週連続で売れ筋トップを維持している。
この「DZ−HS303」開発を率いたのは、同社、ストレージ機器
商品企画部の井町英明さん(41)。
●大手メーカーの企画開発担当者といえば、一流大学を出ているイメー
ジがあるが、井町さんの経歴を見ると「84年山口県立萩工高卒」とあ
る。実力で上がってきた方なのだろう。
●企業を発展させてくれる人材とは、「一流大学出身者」ではない。あ
くまでも顧客の視点でモノを考えられる人だ。
「断固として私は顧客の側に立つ」
というような人材がどれくらい存在するかが、企業の存亡を左右する
のである。
●さて、あなたは、売り手側のエゴで動いていないだろうか。それを続
ける限り、少しずつ会社は傾いていくだろう。
「お客に喜んでもらいたい。そのための苦労はいとわない」
という姿勢をトップと社員が持ち続けるならば、未来永劫、あなたの
会社は安泰なはずだ。
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────
■■■ちょっと一言
久しぶりに雑誌の取材の依頼があったので、博多駅方面へ出かけてきま
す。その出版社の方は、私の本を読んで興味を持ったとのこと。
「経営コンサルタント」になって独立・開業 年収1000万円を稼ぐ!
それで、昨日、ちょっと読み返してみました。読んでみて感じたのです
が、これはビジネスのノウハウ本というよりも一種の読み物です。極貧
の男が年収1000万円を手にするまでの物語。(自分で評論するのも変で
すが)
本を出したときは、「たいして成功してもいないのに、本なんて早過ぎ
た」と少し反省したのですが、今、客観的な視点で読むと、「これはこ
れでよいのではないか」と思えてきました。
今日は、わざわざ東京からお越しになるとのことなので、しっかりお答
えしたいと思います。
雑誌の名前は秘密。ボツになったら恥ずかしいですから。(#^.^#)
|