〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年5月10日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 100号◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
市場の声が聞こえているか。
耳をすますことからサクセスストーリーは始まる。
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━━━━━━━━━ 2003年5月10日付日経MJ15面より引用 ━━━
■京都生まれの京都育ち。着物の伝統的な柄や風合いを生かしながら新
しい生地を仕立て、現代的な洋服や雑貨を作るソールワーク(東京・港)
代表、古野(ふるの)雅子さん。伝統美を若い世代に伝えることは、職
人や企業の生き残りにもつながると説く。「和がブームだからこそ、本
物を知ってほしい」。
■庭の美しさで有名な京都・詩仙堂。隣接する築数十年のこぢんまりし
た民家が、古野さんの活動の出発点となったアトリエ兼「お座敷ブティ
ック」だ。東京・青山に本拠を移した今も、月1回、週末に店を開け、
お客と「ひざをつき合わせて」会話。耳にした要望やアイデアはどんど
ん取り入れる。
■格式ある図案を日常的な服に採り入れる発想の転換がビジネスを飛躍
させた。
■97年に詩仙堂横にお座敷ブティック開店後、99年以後、青山にショッ
プ出展、ニューヨークで展示会、恵比寿三越、プランタン銀座と販売拠
点を広げた。
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●昨日の本誌99号、自動車修理のセルフサービスの記事に読者のN・K
さんから「うなりました」という感想メールが届きました(N・Kさん
ありがとうございました!)が、私も本日ご紹介している女性経営者古
野さんの記事に、思わずうなりそうになりました。
●古野さんは、お父さんが壁紙などのデザイナー、お母さんは洋裁学校
出身で、ご自身も美大のファッション科出身だそうですが、8年前29歳
のときに初めてビジネスとしてファッション界に踏み込んだそうです。
このような、ユニークな商品を生み出せる背景があったとはいえ、ビジ
ネスとして成功させられるかどうかは別問題で、本当にたいしたもので
す。
●このビジネス成功の根本要因は、古野さんにマーケティングの精神が
スタ−ト時からしっかりとおありになることです。マーケティングとい
うのは考え方そのものは難しくありません。「お客様の身になって考え
る」という、ただそれだけなのです。
●一般的に、ある分野で長年仕事をしてくると、いわゆる「玄人(くろ
うと)」意識が芽生えてきます。特に伝統産業などは、そうなりがちで
しょう。そして、その対極にある「素人(しろうと)」の意見を無視す
るようになってきます。当然、大多数の素人の意見を聞かないのですか
ら、その分野はさびれていきます。
●玄人が素人の意見を採り入れて新しいものを生み出してこそ、環境の
変化に対応して発展し続けることができます。古野さんが、ビジネスと
して成功した今も、月1回原点の「お座敷ブティック」に帰り、お客と
直接話をするというのは、マーケティングを知っている人の行動と言え
ます。
●また、儒教の『中庸』の中に、「故(ふるき)を温(たず)ねて新し
きを知る」という言葉がありますが、過去に学んだ知識を熟成した頃に
復習して真理を再発見すると同時に、全くの新知識も採り入れようとい
う意味です。商品開発にはこれが欠かせません。
●「温故知新」を実践しつつ、市場の声に謙虚に対応する古野さんのビ
ジネスは、ますます発展していきそうです。プロとしてのプライドも大
切ですが、もっと重要なのは、耳を傾ける謙虚さと言えるでしょう。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
■■■ちょっと一言
パンパカパーン、パンパンパンパンパカパーン! (かなり古いファン
ファーレ。知っている人は私と同年代以上ですね?)
本日、記念すべき100号を皆様にお届けすることができました。ひとえ
に読者の皆様からの励ましがあったればこそです。本当にありがとうご
ざいます。<(_ _)>
これからも皆様からのご意見に耳を傾けつつ、充実した誌面作りをして
参りたいと思います。次はぜひ、200号までお付き合いください。
では、明日の101号をお楽しみに!
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